読み終わりました。ハリー・ポッターと呪いの子。
いやあ、なんかもう、七巻のあのあとにこんなことが起こるなんて…
平穏に暮らさせてあげてよぉ~とも思いますが、物語の登場人物である以上仕方ありませんね。
↓ではではネタばれ大丈夫な方はどうぞ↓
最初のほうは、7巻最終章を思い出しつつワクワク。そしてアルバスがドラコの息子とスコーピウスと友達になっちゃう展開に嬉しくなって最高!!と思いながら読み進めておりました。
ですがだんだん暗い感じ、シリアスな感じになってしまい…
スコーピウスとともにスリザリンに入ったアルバス。どんどんハリーとうまくいかなくなっちゃいます。肖像画のダンブルドアも言ってましたが、アルバス・セブルスという名前は荷が重いですよね…耐えられんよね…プレッシャーに。
スコーピウスもヴォルデモートの子供という噂に悩んでいます。お互いに分かり合えるところがあるんだろうな。
ドラコがハリーにアルバスが噂を気にせずに仲良くしてくれてるって感謝するところもあり、嬉しい。
原作ファンとしては、懐かしのキャラの名前が出てくるだけで本当にうれしくて。
マクゴナガル先生も校長先生やってて嬉しかった!なんかもう引退してるような気がしてたから…
あとロンは相変わらずロン。安定のおとぼけ感。
ハーマイオニーは魔法大臣で納得。ハリーは魔法法執行部のはず。部長かな?(正しい訳は邦訳版でご確認をお願いします…あってるか自信ない)
テディやビクトワールが出てこないのは寂しかったなあ。
アルバスの心はハリーからどんどん離れていきます。
ハリーも父親として苦労してる様子。
ペチュニアおばさんは残念なことに亡くなってます。亡くなった時にダドリーからハリーが赤ん坊の時にくるまれていたブランケットが送られてました。それをアルバスに渡して思いを伝えようとするもうまくいかず……なぜかロンは惚れ薬プレゼントしてるし。。。
そして、エイモス・ディゴリー!彼と姪っ子のデルフィが登場してから物語が急展開。アルバスが4年生になるちょっと前のことです。
エイモスが息子のセドリックは死ぬ必要なかった。お前の代わりに殺された。タイムターナーが見つかったという噂を聞いた。それを使ってセドリックを生き返らせたい。っていうんですよね。。。
ハリーのせいじゃないのにつらいよこれは…と思いながら読んでました。
この会話をアルバスは聞いてたために、とんでもないことが……
アルバスはスコーピウスとともにセドリックを生き返らせようとします。そのためにホグワーツ特急から脱走するんですが…あのお菓子売りに来る魔女があんなに怖いとは…読んだ直後はトラウマになりそうでした。
そしてデルフィの力を借りつつ魔法大臣(=ハーマイオニー)の部屋からタイムターナーを盗み出し(おなじみポリジュース薬もでてきてテンション上がった)、タイムスリップ!!
セドリックが優勝しなければ死なないはずだ!と考えてトライウィザードトーナメントの第一の課題のところまで戻って、ドラゴンに立ち向かうセドリックの杖をエクスペリアームズ。
若干当時のハーマイオニーともしゃべってしまいます。
そしてやったぜ!って現代に戻ってきたら、ロンはパドマと結婚しててハーマイオニーは陰鬱な闇の魔術に対する防衛術の教授になってるし、アルバスはグリフィンドール生だし…つまりトーナメントでセドリックは結局ハリーとともに優勝したのでした。逆に戦意が上がったようで。
ローズとヒューゴももちろん存在しないのでまたタイムスリップしなきゃとなるわけです。
このときハリーはアルバスのこと大変心配しているけど、スコーピウスとアルバスを離したり、マクゴナガル先生を権力で言うこと聞かせたりして悪い時のハリー全開です。
傷が痛みだしたりしてるのもあるけどちょっと待てハリー!となりました。
そして二回目のタイムスリップ。今度はセドリックに戦意を失わせるくらい恥をかかせればいいんだ!と第二の課題までもどってセドリックを膨らませます。そして再び現代に戻ると…アルバスがいない。
セドリックが恥をかいたことにより変わってしまいデスイーターになってしまって、ネビルを殺してしまったからハリーが死んでしまっていたのです…ヴォルデモートの天下の世界でした。。。
ホグワーツ校長はアンブリッジだし。。。
スコーピウスはほかの人から恐れられる存在のようです。スコーピウスはアルバスを、元の世界を取り戻すために奔走。この世界ではなんとなんとなんとなんと……
セブルス・スネイプが生きていた!!!
ここ読んだときに号泣しました。スネイプ登場して彼がスコーピウスが味方だってわかって行動し始めた時になんかもう号泣。彼は自分が死んでしまう世界に戻すためにこれから全力を尽くすんだ…と悟ってしまってダメだった。あと、これ映画化したらアラン・リックマン喜んで出るんじゃ……そうか…アランはもういないのか……とかも思って泣いてしまった。
でも!この世界でもちゃんと魔法薬学の先生を続けてて水面下でどうにかしようとロン、ハーマイオニーとともに奮闘してて、そんなセブルスを見られて嬉しかった。
しかもなんかセブルス・スネイプじゃないみたいで…だいぶ笑うしだいぶ優しくなってる。
過去のあの振る舞いはヴォルデモートを欺くためだったのか…?単に年を重ねて丸くなったのか…?
とにかく「Tell Albus - tell Albus Severus - I'm proud he carries my name.」(p 209)の一文はもう嬉しくて嬉しくて。セブルス喜んでる!こんなセブルスが公式でみられるなんて!!生きててよかった!!
アランにも知らせてあげたかったです。
そしてまた現在に戻るのですが…長くなったのでまた別記事で書こうと思います。
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